4か月ぶりのライブだった。それだけでも緊張するのに、大学のサークルの先輩たちがバンドやDJで参加するイベントに呼ばれた。誘われた当初は楽しみに思っていたけど、いざ本番の日を迎えると、まあ憂鬱だった。開場して、知ってる顔がわらわらと入ってきた時に今日は誰とも話せない、話さないと思った。終演した今はべそをかきかけながら会場を出て、帰りの電車に乗っている。
いわゆる自己肯定感というものが高くない自覚がある。だからなのかはわからないけど、いつの過去の自分も好きではない。きっとその時々で自分らしく振る舞いこれが素の姿だと思っていたんだろうけど、時間が経つとそれを否定してしまう。おそらくそのせいなのだろうけど、過去の自分と変わっていないですよ、と(過去)キャラを着込んで人と関われない。久しぶりの人から久しぶりと声をかけられると、私にしては珍しく目も合わせられず、あいまいに口角をひきつらせて一言そっけなく返すだけになる。でもそういう自分も好きではないから、愛想よく大人な感じに振る舞えなかった自分に幻滅する。今日はそんな日でした。バンドメンバーにもろくに挨拶せず、そのままふっと消えられたらと思いながら会場を出た。
ここまで書いて気づいたけれど、過去の自分はずっと嫌いでも出来事もすべて嫌いというわけではないみたいだ。そこにいた自分は嫌いだけど、その場所や空気、人は好きなことがとても多い。それごと無下にするのはやめようと思う。